フォームソティックスと他のインソールの違いは何ですか?
フォームソティックスは、特殊素材で足にフィットし、動的に矯正される医療用インソールです。
詳細な解説
※詳細解説が上記と同じ場合もあります
フォームソティックスの特徴と他のインソールとの違い
特殊な構造と素材多くのインソールはプラスチック素材にラバーを貼り付けた構造ですが、フォームソティックスは特殊素材を削り出して作られており、足によりフィットしやすいです。
足に馴染む動的矯正一般的な熱成形タイプのインソールは、その場で足型に合わせますが、フォームソティックスは履いているうちに足に馴染み、動的に矯正されます。
医療用としての信頼性フォームソティックスは足病医が実際に処方している医療用インソールであり、日本国内では一般的な通販やスポーツ店では手に入りません。
軽量で即時効果フォームソティックスは非常に軽量(約18g)で、その場で処方できるため、患者が即座に効果を実感できる点も他のインソールとの大きな違いです。
質問のやり取り
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K先生
お世話になっております。患者さんへのトークとしてお聞きしたいのですが…
日本足病学協会
K先生、お世話になっております。ご質問ありがとうございます。早速ですが、ご質問にお答えさせていただきます。
まず他社様の製品についてですが、私自身は市場で購入できるものの大半は実際に使用して比較をしております。
ですが、具体的な商品名や固有名詞を出しての比較は公式のお答えとしてはできかねますので、ご了承ください。
その上でお答えいたしますと、2ブランド様ともに「様々な種類の商品」がございます。ですのでそれぞれ特徴が異なりますが、主な違いは下記となります。
1、特殊な構造と素材
ほとんどのメーカーさんのものは「プラスティック素材の上にラバーが貼ってある」構造です。フォームソティックスは特殊素材の削り出し製法のため、足とのフィット感に大きな差があります。
2、履いていくうちに足に馴染む
熱成形をしないでそのまま履くタイプのものとの違いはもちろんですが、熱成形するタイプのものとの違いとしても使えます。一般的な熱成形するタイプのものは「その場で足型に合わせる」ものですが、フォームソティックスは「動的に矯正させた足に馴染む」ものです。
わかりやすい部分では「快適性」が違いますが、足の矯正力としても違います。
3、足病医が実際に処方している
足病医が監修、ではなく足病医が実際に処方しているOrthotics(海外における医療用の矯正用インソール)だということですね。
そして日本においては通販やスポーツ小売店では手に入らないものであること。(フォームソティックスのスポーツシリーズとの違いを「メディカルシリーズは特別なモデルである」と明確化してお話ください)
海外ラボに発注するフルオーダーのOrthoticsも存在しますが、3~4万円以上しつつ約80g程度と重い、そして手に入るまで1ヶ月、さらにオーダーメイドなので「外す(効果がない)」可能性もある、というものです。
フォームソティックスは約18g程度、その場で処方、1万円強、既製品なのでおおよその効果の予測が可能という点で違いがあります。
4、履けば一発でわかる
理屈では以上ですが、使用されている方のほうが違いが一発でわかりますのでフォームソティックスの上に乗っていただくと良いと思います。
理屈はそこそこに、「ちょっと乗ってみてください」「これまでのものはこれですね」という具合に、比較してもらうのが一番です。(ノーマル中敷きの方も)
手を下に押すパワーテストなどもわかりやすいので効果テキメンです。実物がそこにないとこれらができないので、各サイズ1足程度は比較用に在庫保有しておくことをオススメいたします。
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K先生
夜分に申し訳ないな…と思いながらも気になってしまったため投稿してしまいましたが、早速の回答ありがとうございますm(_ _)m
答えになるどころかたいへんわかりやすいです。納得です。それだけフォームソティックスがしっかりとしたものだということなんですね。
ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。
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